「キャサリン・ハムネット」17~18年秋冬 

2017/04/24 06:28 更新


 「キャサリン・ハムネット」は17~18年秋冬、グラマラスなスタイルを揃えた。ブランドコンセプトをを刷新して3シーズン目。女性らしい雰囲気が高まった。

 テーマは「キューバ・ストリート」。情熱的な赤や緑、カラフルなマルチストライプ、強い日差しで色あせたような水色、もしくはフォーマルな漆黒など、南米の土地柄や文化の漂う色柄が、ゆったりとした縦長スタイルを大胆に彩っている。

 キーアイテムはフロアレングスのスカートやドレス、フレアパンツ。刺繍を施したキューバシャツと組み合わせたり、ブランドの象徴ともいえるトレンチコートを重ねたりしてクールなスタイルに仕上げている。

 ベルベットのマキシドレスはクラシカルでドレッシーな雰囲気。サテンのドレスにレースのロングガウンを組み合わせたスタイルは、物憂げな女性らしさが感じられる。サファリジャケットやミリタリーコートなどユーティリティーアイテムも充実する。


 今シーズンはルック写真とは別に、写真作品も披露した。ブランドを象徴するトレンチコートやライダースジャケット、Gジャンに焦点を当てた作品で、フォトグラファーの小浪次郎氏、松原博子氏、WATARU氏の3人が、パリやニューヨーク、東京の三都市で撮影した。それぞれのブランドイメージが、写真で自由に表現されている。





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