前イトーヨーカ堂社長の亀井淳さん(74)が個人事務所・パートナーズ企画を設立し、都内に事務所を開いた。「仕事よりも、仲間がわいわいがやがやできる場にしたい」というものの、訪問者が相次いで連日、忙殺されている。
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銀座3丁目にあるマロニエゲート3内に賃借したもので、ユナイテッドアローズの重松理名誉会長と、重松氏が会長を務める不動産コンサルティングのビルダーズ(安田耕司代表取締役)とで5階フロアを共同利用している。
亀井さんが手掛けるコンサルティング業務は店舗開発、デザイン、リーシング、商業計画など「あらゆる分野」。だが、「まだゆっくりやろう」と事務所内はリラックスムードを演出。焼酎なども置き、自身のデスク後ろには、ヨーカ堂時代から欠かさなかった秘蔵のジャイアンツグッズを大量に持ち込んだ。本人は「サロン亀井」と呼ぶが、アポイントなどでスケジュールは9月末までいっぱいという。