デニム大手のカイハラは、消費者目線での素材開発強化を狙い、クラウドファンディングサイト「マクアケ」でジーンズ製品の販売を始めた。本格派ジーンズの見た目と快適性を追求して開発したデニム「モンスターストレッチ」を使用したジーンズを出品。消費者の声を素材開発にフィードバックさせることで、主要販売先であるアパレル、小売り各社により近い目線での生産・開発や課題解決に取り組んでいく。
今回使用したデニムのモンスターストレッチは、200デニールという太いスパンデックスをコアにした糸を使い、伸長率が70%、30秒後の回復率も90%以上という高いストレッチ性やキックバック性が特徴だ。開発から完成まで10年を要し、今後もバリエーションを増やしていく方針。国内特許取得済で、海外特許も申請中だ。
今回のクラウドファンディングの情報は同社の公式インスタグラムでも発信している。