日本靴下協会は「くつしたの日」の11月11日、都内で第29回靴下求評展の受賞作11点の表彰式と「靴下ソムリエ」資格認定証の授与式を行った。
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廣地厚会長(グンゼ代表取締役会長)は冒頭のあいさつで「靴下業界を取り巻く環境は依然として厳しく、打開するためには技術力と開発力で驚き、楽しみ、喜びのある商品をどんどん市場に出していかないといけない」と述べた。また、この数年のイベントを若手が中心になって企画していることや靴下求評展に若い人の作品が増えていることを例に挙げ、「もっと若い人が活躍する機会を作りたい」と語った。
靴下求評展は国産レッグウェアの技術力やデザイン力向上を目的に毎年実施し、今年は18社・46作品の応募があった。
審査委員長の喜夛輝昌日本靴下工業組合連合会理事長は、来年の第30回はアニバーサリー企画も視野に「今年以上に応募数が増える取り組みにしたい」と話した。