JR博多シティは福岡・天神で運営する商業施設ヴィオロを刷新、27年春に「アミュプラザ天神」として再スタートする。JR九州の駅ビルとして実績を作ってきた「アミュプラザ」ブランドが初めて駅以外の立地に誕生する。九州初出店テナントの導入やJR九州グループのサービス導入などで魅力ある施設を目指すとともに、周辺施設との回遊性を意識したにぎわい創出に取り組む。
アミュプラザ天神は既存建物をリノベーションするもので、「ネクストアミュ」をコンセプトに、対象顧客やテナント構成などで既存のアミュプラザのイメージを堅持する。テナントは物販中心で、現在約50店のテナントは大型区画を増やし約40店とする。新店導入は順次進める。現在の会員カード「ヴィオロカード」は27年1月31日で終了。同2月1日からJR九州グループの「JQカード」に切り替え、ポイントサービス「JRキューポ」も導入する。
JR博多シティは22年11月に定期建物賃貸契約によりヴィオロのPM(不動産の運営代行)事業を受託していた。アミュプラザは現在、九州6県のJR駅ビルで7施設が運営されている。今回の取り組みの結果次第で「他県のグループ施設でも駅ビル以外への展開はありうるのでは」とする。
ヴィオロは地下3階~地上8階建て。敷地面積約1497平方メートル、延べ床面積約1万830平方メートル、賃貸面積約6300平方メートル。