2月1日に東京・キャットストリートにオープンしたベイクルーズグループの「ジャーナルスタンダード」表参道メンズ店が好スタートを切った。午前の開店前には、オープンに合わせて用意した数々の目玉商品・企画を求める20~30人の行列ができた。初日の売り上げは、高めに設定していた目標を大きく上回り、予算比150%増で着地した。初日だけで月間予算の77%に達したという。
(友森克樹)
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■全国3都市とECで盛況
開店前に整理券を配るほどとなった客が目掛けたのは、主に三つ。同日に販売を開始したユニセックスの新レーベル「スタンダードジャーナル」と「ダイワピア39」、現代美術家の天野タケルのアート作品・協業商品だ。そのなかでも、初日の好スタートに大きく貢献したのが、スタンダードジャーナルだった。
同ブランドは、ジャーナルスタンダードが約25年の変遷のなかで失ってしまった普遍的な定番や本来あるべき商品を、国内ブランドのデザイナーたちとともに探究・再構築するものだ。グループのセレクトショップ「レショップ」の金子恵治コンセプター率いるクリエイター協会「IAC」が、企画・プロデュースを担っている。