ニットのプリーツバッグが人気の韓国ブランド「ジョセフ&ステイシー」が、伊勢丹新宿本店で10月11日まで期間限定店を開いている。今年4月に日本での販売を開始して以来、百貨店で開く初の期間限定店。バッグをはじめ、日本での運用代行を担うMXNJAPANの発案で、インフルエンサーの谷川菜奈さんと協業したアイテムなどを販売する。
同ブランドはファッション性と実用性を兼ね備えたハンドバッグを軸に、シューズ、アパレルを扱う。09年にスタートし、韓国での売り上げはコロナ前で年間で300万ドル(約4億3300万円)。以前からグローバルサイトを経由して購入が多かった日本市場を狙い、今春に日本公式サイトをオープンした。

土にかえる素材を使用した人気のプリーツバッグ、キャンバスとレザーのハンドバッグ、カードウォレットを揃える。谷川さんとの協業アイテムは千鳥格子のプリーツバッグ3型。「文化の出会い」をテーマに、カラフルなプリーツバッグがアイコンのジョセフ&ステイシーとモノトーンスタイルを極める谷川さんのエッセンスを融合させた。

創設者のホ・ジスクさんは「ハウンドトゥースは谷川さんの提案。グローバルに使われている模様なので、日本での成長を後押しするものとして期待する」と話す。8~10日は1日店長として谷川さんも店頭に立つ。