【センケンコミュニティー】《社長室探訪》ジムの三浦秀輝社長

2014/05/09 11:42 更新


ときには“取調室”に

ニット生地のオブジェはジムのものづくりの幅広さを象徴する
ニット生地のオブジェはジムのものづくりの幅広さを象徴する
棚いっぱいの『メンズクラブ』は、60~70年代のトレンドを知る貴重な財産。譲ってほしいという話も多いとか
棚いっぱいの『メンズクラブ』は、60~70年代のトレンドを知る貴重な財産。譲ってほしいという話も多いとか

 「僕自身は、社長室はいらないと言ったんです」と話すのは、メンズニット専業・ジムの三浦秀輝社長。「中小企業の社長が、部屋に閉じこもって仕事していては駄目。普段はほとんど使わない」そうで、代わりに「営業室のど真ん中に僕の机がある」とのこと。社長室の中はいたってシンプルで、大きく重厚なデスクに、ソファセット、本棚くらいしかありません。

 そんな三浦社長が社長室を使うのは「説教するときかな」。皆に学んでほしいときは他の社員たちの前で怒ることもありますが、個人だけに話したいときは「社長室兼取調室になる」。〝取り調べ中〟でない場合はドアは開け放し、「良い情報も悪い情報も入ってくるように」しています。

 シンプルな社長室ですが、来年で創業50年を迎えるジムの歴史や、ものづくりへのこだわりも感じさせます。壁には、さまざまな編み地や色柄のニット生地を組み合わせた額入りのオブジェ。「ニットは凹凸感が良く出るので面白い」と説明するこのオブジェは、「どんなに逆風が吹いても当社はニット製品から逃げないし、他社に負けないという自信の表れ」でもあります。

 本棚には、雑誌『メンズクラブ』が、創刊当初から何百冊も並びます。元々、八木原保会長が集めていたもので、「特に昔の号は、アイビー、トラッドを知る貴重な教科書」として、大切に読み返しています。



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