「トーキョー・ファッション・アワード2025」の受賞者発表 10周年の展示イベントも

2024/09/02 17:00 更新


受賞した8組のデザイナー。左から長見佳祐、馬場賢吾、リバー・ガラム・ジャン、坂井俊太、小浜伸彦、玉田達也、佐々木悟、木村登喜夫、村上亜樹(敬称略)

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は9月1日に表参道ヒルズで開催した「楽天ファッション・ウィーク東京25年春夏」のオープニングパーティーで、東京都とJFW推進機構が主催する「トーキョー・ファッション・アワード2025」の受賞者の発表会を行った。

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 東京を拠点にするデザイナーが世界でビジネスを拡大するための支援を目的として、今回で10回目を迎える。受賞デザイナーは、メンズで「カネマサフィル」の馬場賢吾、「パラトレイト」の坂井俊太、「タム」の玉田達也、「トキオ」の木村登喜夫が選ばれた。ウィメンズは「ハトラ」の長見佳祐、「リブノブヒコ」のリバー・ガラム・ジャンと小浜伸彦、「サトルササキ」の佐々木悟、「タン」の村上亜樹が選ばれた。

 今年6月にJFW推進機構の新理事長となった下地毅氏は「デザイナーは評価、叱咤(しった)激励、世界の環境によって成長していけるものだと思う。ファッションの力を信じて、前に向かって進んでいけるポジティブな強さを持てる関係性を築いていければ」などとあいさつした。

 支援によって、メンズは25年1月と6月のパリ・ファッションウィークの会期中に、ウィメンズは2月と9月のパリ・ファッションウィークの会期中に単独で開設する「ショールームトーキョー」で世界のバイヤーと商談を行う。また、25年3月の楽天ファッション・ウィーク東京25年秋冬で凱旋(がいせん)イベントを予定する。

 アワードの10周年を記念し、表参道ヒルズのスペースオーでは9月2~7日、過去10年と25年の受賞デザイナーの合計68体の作品を展示し、一般公開している。

表参道ヒルズで9月7日まで展示している
過去10年と25年の受賞デザイナーの作品


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