JFW、五輪に向け2ブランドを招聘

2016/09/16 19:24 更新


 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局から委託を受け、「アマゾン・ファッション・ウィーク東京17年春夏」(10月17日~23日)で行う2ブランドのショーを、16年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査として実施すると発表した。対象ブランドは、海外から参加する仏「コシェ」と伊「ウミット・ベナン」。

 同調査は、20年の東京オリンピック、パラリンピックの成功を目指し、アートやデザイン、食など様々な分野で、大会開催に向けた機運醸成や、日本文化の海外への発信を意図して行うもの。「日本の素材を使用している海外の注目ブランドのショーを東京で行うことで、世界に日本を一流のファッション国として発信する」(信田阿芸子JFW推進機構国際ディレクター)考え。

 同調査として予算を使うためには、「事業としての新規性が求められる」ことなどから、国内ブランドではなく、招聘ブランドのショーを対象としたという。また、海外の注目ブランドを招くことで、東京のファッション・ウィークを盛り上げることも狙う。

 調査として、具体的には、「ショーに来場した有識者へのヒアリング」「SNSへの拡散の効果測定」などを行う予定だという。



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