日本ショッピングセンター協会(SC協会)は20年1月22~24日、第44回日本SC全国大会をパシフィコ横浜で開催した。5万7000人近くを集め盛況のうちに終えることができたが、すでに兆していた新型コロナウイルスの感染がこのあと拡大、SCも大きな影響を受けることになる。
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信頼関係で減免措置
緊急事態宣言、まん延防止等特別措置などが出され、20年の売上高(推計)は24兆9016億円(19年比22.1%減)に落ち込み、21年も25兆8392億円(同19.2%減)となった。リーマンショックの折の落ち込みが1.3%減だったことと比べれば、その深刻さがうかがえる。SC協会では20年4、5月に緊急経済対策やテナント家賃支援策での要望書を政府に提出したほか、小売業協会など流通11団体と共同で「小売業の店舗における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」を作成、営業を継続してライフラインを担う役割を果たすための発信も行った。
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