GSIクレオスグループのインナーメーカー、いずみ(大阪、佐藤大助社長)は、大きいサイズの自社ブランド「グラマープリンセス」で、初の期間限定販売を大阪・ルクアイーレで行った。下着のほか、ルームウェア、ぽっちゃり女子応援マガジン『ラファーファ』と協業したスポーツウェアを提案。10L、H105カップまでの品揃えをはじめ、骨格相談士のコンサルティングによる診断や試着も実施した。
ブランドは17年にデビュー、ラファーファと連携しながら、大きいサイズの少なさに悩む女性をターゲットに、毎年倍近い伸びを続けている。OEM(相手先ブランドによる生産)が主力の同社にとって、企画提案力の強化や将来の柱作りを目指したブランド。後発の分、セグメント市場に絞り込んだ提案を狙う。中心価格はブラで4000~5000円。グラマープリンセスとほぼ同時期から小さなサイズの「タイニープリンセス」も展開中だ。
これまでEC販売だったが、商品を実際に手に取りたいという声に対応し試着もできる期間限定店で販売。首都圏の有力百貨店からも声がかかり、年明けの開催を予定する。大阪では、ラファーファモデルの大橋ミチ子さん、Naoさん、小川みこさんをゲストに招いたインスタライブを実施、トークショーや撮影会も行うなど盛況なイベントとなった。
今後もSNSなどによる顧客とのコミュニケーション強化、デジタルとショップとの融合などを進めていく。店舗設計やSNSマーケティングはプレイ(大阪、四元亮平代表)が、下着以外の生産などはGSIクレオスがバックアップしている。