伊勢丹新宿本店は、本館1階で伝統文化と先端技術を結びつけるプロジェクトの期間限定店を出す。伝統産業の見せ方を新しくすることで、若年層にアプローチする。会期は1月19~25日。
販売するのは、AI(人工知能)が描いた富士山の浮世絵をプリントした手ぬぐい、着丈が短すぎてリサイクルショップで販売できないきものをアップサイクルしたシャツ、蓄熱素材で作ったゆかた型のガウンなど。伝統産業の良さを生かしつつ、先端技術でアップデートした商品を揃えた。絹を生産する際に出た蚕を使ったマカロンなどのギフトアイテムもある。「伝統文化と先端技術を継ぐ、産地とクリエイションを継ぐ、次の世代に継ぐという思いを込めて企画した」(同店)という。
週末は東京国立博物館と協業し、収蔵品をモチーフにしたTシャツや雑貨を作れるワークショップを併催する。