ボタンメーカーのアイリスは、拓殖大学商学部潜道ゼミと、産学連携プロジェクトを実施した。SDGs(持続可能な開発目標)の推進と次世代人材の育成を支援することを狙った。
ゼミ所属学生を対象に「アイリスの事業とSDGs」をテーマに講演し、アパレル業界が抱えている環境課題や対策を事例を交えながら紹介した。講演を踏まえ、学生たちはアイリスの新事業を考えるグループワークを実施した。
発表会では6グループが新規事業提案を行い、アイリスは優秀なグループを表彰した。大賞には、ヒジャブにボタンをつけることでファッション性を高めたり、カスタマイズできるというアイデアの「ヒジャブボタン」を選出。海外市場への販促を強化している同社の拡販につながる事業として評価した。