世界最大規模の生地・副資材見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」25年春展が3月11日、上海の国家会展中心で始まった。前回の8月展に比べ会場面積はやや縮小したものの、各トレンドをまとめたトレンドフォーラムやジャパンパビリオンなどが参加する国際ゾーンには多くの来場者が集まった。各ブースでは活発に商談が進んでいる。
今回は25カ国・地域から3124社が出展し、うちバングラデシュ、ベルギー、エジプト、スウェーデン、タイが新規で参加。会場面積は7ホールを使用し約19万平方メートル。
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)がまとめるジャパンパビリオンには春展としては過去最大規模の29社が参加。初日午前から多くの人が訪れ、PTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維「ソロテックス」や天日干し加工などの日本ならではの高付加価値なテキスタイルを求めるバイヤーでにぎわった。13日まで。