「印」京都本店改装、面白さ発信

2015/03/12 06:29 更新


 専門店のラウンドアバウト(大阪市)は、主力業態「印」の裏寺本店(京都)を改装し、レディス売り場だった2階をアーティストの作品展示スペースやメンズジュエリーを扱う売り場に変えた。路面店として面白さを発信するのが狙い。印ではこのほか、3月に金沢フォーラスに新店をオープンし、なんばパークスの既存店を移転・改装する。

 2階の面積は約50平方㍍。「売り上げよりも楽しさを発信し、まず来店してもらいたい」とする。改装に合わせてロサンゼルスでポップアートを手掛けるペインター・デザイナーのローランドベリー氏の絵画やアパレルブランドを集めた。

 アパレルはリメークの一点物が中心の「カラー」と洋服をキャンバスのように表現した「RBC」。RBCは同店でしか買えない別注Tシャツも揃える。2階ではインディアンジュエリーの提案も充実した。今後も他のアーティストの作品展示や、インショップ形式で話題の店を招くなど、様々な仕掛けを計画する。

 金沢の新店は、面積100平方㍍近いメンズの店舗で、北陸では初出店。20日に移転オープンする、なんばパークスの店舗はメンズ、レディスの複合とする。面積は115平方㍍強と、従来よりも少し大きくなる。



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