IFF「サスティナブル」エリアに高い関心

2015/07/23 14:59 更新


 繊研新聞社が24日まで東京ビッグサイトで開催している第32回JFWインターナショナル・ファッション・フェア(JFW‐IFF)は、売り場活性化の商品を探し、新設エリアを訪れる小売りバイヤーが目立っている。

 サステイナブル・ファッション・エリアもその一つで、来場者の関心の高さと実商談が結び付き、その場で数量受注につながるなど「他の展示会には無い状況」が生まれている。

 

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 フェアトレードコットンイニシアティブ(東京)は、インドの100%オーガニック&フェアトレードブランド「ノーナスティズ」を初出展したが、初日の22日は、「すごく多くの人が来てくれた。百貨店の多くはフェアトレード、エシカル分野の拡大を決めていて、新ブランドを探している。非常に関心が高く、評判が良い」という。

 「社会貢献」「自然」「環境」の企業理念を前面に押し出す豊田通商グループも、「初日午後は訪れる人が急激に増え、異業種がフェアトレードへの興味を示している」と指摘する。

 

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 受注や期間限定出店などの話もその場で進んでいる。エシカル・セクシーを強調するインヒールズ(東京)は2日目の23日午前中に、「セレクトショップからアクセサリーの大口受注が入った。これまで出展してきた他の展示会ではあり得なかったこと」と驚く。

 また、フェアトレードショップ「ラブ&センス」を運営する福市(大阪)も同日午前までに、「水草を使ったタイ製かごバッグの大量受注が入り、百貨店の期間限定店も決まった。卸し先も見つけたい」と意欲を見せる。

 

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 チェコの藍染めプリント技法を使った製品を出品しているヴィオルカ(東京)は、「来年5月の催事に出て欲しいと百貨店から依頼があった。予想以上に反応が良い」とし、ヘンプ製品の「麻福」(神奈川県海老名市)も、「初日の22日だけで40人と名刺交換し、百貨店の来月のフェア出店が決まった。タイや米国のバイヤーも来た」という。

 福島第一原発事故で飯舘村の工場閉鎖を余儀なくされた木幡メリヤス(福島県伊達市)は、「通販を含む30人と名刺を交換し、うち数社と新規の取り組みが出来そうだ」とビジネスの可能性を広げている。(永見俊彰)



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