ハウスオブロータス ノスタルジックなドレスとセットアップ

2019/12/06 06:26 更新


 ライフスタイルブランド「ハウスオブロータス」は、ウェアのコレクションが年々、充実してきている。ブランドの世界とシーズンテーマを色濃く表現したスペシャルなピースと、多くの人がデイリーに楽しめるラインの二つの目線で作り、アイテムの幅もスタイリングの自由度も広がっている。

 20年春夏コレクションは、「インドシナ」がテーマ。クリエイティブディレクターの桐島かれんさんが思い出す90年代の映画「愛人」(ラマン)、「青いパパイヤの香り」のイメージ、ベトナムのホーチミンがサイゴンと呼ばれていた時代のスタイルが出発点だ。陶器の柄をプリントしたアオザイ、スリットや釈迦結びをポイントにしたドレス、オープンカラーのブラウスなどがある。伝統的な刺繍、ビーズ刺繍、カメオ風のボタン、ピコットなどディテールもノスタルジック。シンプルでナチュラルな麻のドレスもある。

陶器の柄のプリント

 ブランドが得意としファンも多いドレスを中心に、セットアップもできる単品を増やしている。ボトムはスカートが多かったが、パンツスタイルが新鮮だ。価格はデイリーなドレスで2万円台後半~3万円台。

刺繍、カメオ風ボタンのレトロなシルクブラウス


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