ホーチミン高島屋 〝豊かな中間層〟を取り込み好調

2024/06/13 18:00 更新有料会員限定


「第二のシンガポールを目指す」ホーチミン高島屋

 【ホーチミン=北川民夫】タカシマヤ・ベトナムのホーチミン高島屋は、〝豊かな中間層〟に向けた販売戦略を打ち出し、好調だ。さらなる成長を目指して富裕層に向けた外商対策を推進する。26年以降には、ハノイに国内2店目となるハノイ高島屋を開業する。ASEAN(東南アジア諸国連合)のなかでもベトナムを最大の成長市場と位置付け、販売拡大に注力する。

化粧品が高伸

 ホーチミン高島屋の24年1~5月の売上高は前年同期比約13%増となった。売り上げシェアの高い化粧品分野が13%増と好調だ。特にスキンケア商品の伸びが著しい。5月下旬には「ラ・プレリー」「ラ・メール」などベトナム初のグローバルブランドが出店するなど、注目の売り場となっている。

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