H&M第3四半期も減益、残暑足かせ

2016/10/06 06:59 更新


 H&Mの15年12月~16年8月業績は、上期に続き、増収ながら減益を強いられた。第3四半期(6~8月)は残暑が夏物消化と秋物の立ち上がりに影響し、シーズン商品の値下げ販売の増加も収益の低下に拍車をかけたようだ。

 売上高(付加価値税を含む)は1617億6700万 クローナ で5・6%増。日本円換算(1 クローナ =11・9円で算出)で1兆9250億円と第4四半期を残し、2兆円に迫るまでの規模に達したが、営業利益は164億6900万 クローナ で17・1%減、税引き後利益は127億2200万 クローナ で17・2%減となった。



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