広島パルコ カープとの協業商品が好調

2017/05/18 06:10 更新


おしゃれなデザインが若い女性から支持

 広島パルコがファッション・雑貨店で販売している、広島東洋カープとの協業限定商品の売り上げが好調だ。4月21日から46店で計1万点以上の販売を開始、5月の大型連休終了時で既に5000点以上を売り上げた。連休明けも順調だ。

 協業商品の販売は14年から、若い女性の間でカープの人気が上昇していることを受けてスタート。毎年、5月の大型連休に合わせて実施している。年々、参加店舗数と商品量を増やし、売り上げを伸ばしており、今年は「サマンサベガ」「フレッドペリー」やアクセサリー「イアパピヨネ」など10店が初参加した。

 パルコのネット通販「カエルパルコ」での販売も強化した。商品はカープのチームカラーである赤を基調にし、チームロゴやカープのキャラクターを使い、各ブランドの特徴に合わせておしゃれにデザインしている。レディスが中心だが、男性が着用できる商品もある。

 今年の連休明けまでの協業商品の売り上げは前年比30%増。フレッドペリーのポロシャツ(税込み1万2960円)やトラックジャケット(1万5120円)など完売した商品もある。フレッドペリーとともに、サマンサベガのバッグ(1万5740円、1万7820円)などが協業商品全体の売り上げをけん引している。

 サマンサベガは協業商品の販売以降、店全体の売り上げが前年比1.7倍ペースだ。今後も「ショップスタッフとともに、カープの応援を通じて地元を盛り上げていきたい」(上田昭二広島パルコ店長)という。




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