《東日本大震災11年》いわき市で綿花栽培・製品販売 新たな産業として育成、継承へ

2022/03/10 06:30 更新有料会員限定


地元の農家と共同する在来種の綿花も1000キロまで増えてきた

 「震災復興の歩みと重ねて綿花栽培の事業を地域の記憶として残したい」。起点(酒井悠太代表)は、福島県いわき市を中心に有機栽培した備中茶綿を使用した製品の企画・開発・販売をしている。酒井代表は前身の団体時代から活動に参加し、試行錯誤しながら、10年近く地元での事業化に尽力してきた。「震災を機に新たに生み出された綿花栽培という産業を育成・発展させ、地域の可能性を次の若い世代に示したい」と一歩ずつ前進し続ける。

(大竹清臣)

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