イタリアのアウターブランド「ヘルノ」は東京・南青山のヘルノ青山店を拡張しリニューアルオープンした。拡張後の売り場面積は257平方メートル。約60平方メートル広くなった。
メンズ、ウィメンズ、キッズの全ラインが、それぞれのコーナーごとに揃い、協業商品も充実する。新たに併設したリビングエリアも見どころで、ソファや電気暖炉、書籍が並ぶモダンな空間でブランドの世界を発信している。来店客がリラックスできる空間を目指したという。内装のテーマは「伝統とモダニティー」。落ち着いた雰囲気がより強まった。ラックに並ぶブラウンレザーのベルトは伝統を、ステンレスのフックはモダニティーを象徴している。
ヘルノを運営するヘルノ・ジャパンは、防水性、透湿性に優れたアウター「ラミナーコレクション」や異素材を組み合わせたダウンコートが人気で、売り上げは好調だ。外国人観光客とともに、日本人客が多いのも特徴だ。今後は現在の顧客層の50~60代に加えて、30~40代への訴求に力を入れていく。


