阪急うめだ本店 〝Z世代が作るZ世代のための売り場〟を開設

2021/03/02 06:30 更新会員限定


SGSのクリエイティブバイヤーの4人

 Z世代のためのZ世代による売り場を――阪急うめだ本店は3月末、3階のレディスヤングゾーン「シスターズクローゼット」にZ世代を対象とする新スペース「サムシング・グッド・スタジオ」(SGS)を開設する。Z世代の社員4人が企画、仕入れ、運営、販促の全てを担う。〝若い世代〟の顧客化に十分な結果を出せていない課題を解決する手段として、Z世代の社員が自らの関心事をカテゴリーの垣根を越えて提案する。

 SGSは「Z世代の祝祭広場」(佃尚明阪急阪神百貨店執行役員第1店舗グループ婦人ファッション営業統括部担当)がコンセプトだ。売り場面積は198平方メートル。様々なイベントを行っている9階の祝祭広場のように、「Z世代が可愛いと思うもの」の基準で服や服飾雑貨に限らず多様な内容のイベント・物販を提案する。婦人服フロアではあるが「くくりは婦人服ではなくZ世代」という。

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