7&I、H2Oリテが資本業務提携

2016/10/06 15:46 更新


 セブン&アイ・ホールディングスとエイチ・ツー・オーリテイリングは資本業務提携し、H2Oの発行済株式総数の3%相当の金額(約57億円)を持ち合う方向で合意した。セブン&アイHDの事業構造改革の一環で、そごう・西武の西武高槻店、そごう神戸店、西神店の事業をエイチ・ツー・オーが継承する。

 関西エリアで圧倒的な顧客基盤をもつ阪急阪神百貨店と西武高槻店、そごう神戸店、西神店の連携で相乗効果を狙う。阪急阪神百貨店は郊外店の成功モデルである西宮阪急の運営ノウハウを西武高槻店でも生かす。空白エリアだった大阪~京都の中核都市である高槻に、店舗網を拡大できる利点が大きいと判断した。

 その他の業務提携の内容はセブン‐イレブンの関西圏の店舗に、エイチ・ツー・オーグループが推進するポイントプログラム「Sポイント」を導入する。



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