グッチは2日、六本木ヒルズのウェストウォーク2階に新しい旗艦店「グッチ六本木」をオープンする。
クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレによるショップデザインコンセプトの旗艦店は日本初。ウィメンズのウェアやシューズ、ハンドバッグ、ジュエリーをはじめ、メンズのアイテムも揃う。
広さは228平方メートル。店内は伝統とモダンが融合する空間に仕上がった。グラフィカルな模様の大理石とセメントを組み合わせたフロアに、ビンテージのラグやメカニカルなディスプレーユニット。ショップの随所には、ベルベットのアームチェアなど、ラグジュアリーな椅子が配置されている。
フィッティングルームは、チェリーレッドやペールピンクのベルベット。引き出しなどには、ブランドの中核的なテーマでもある「旅」を彷彿(ほうふつ)させるトランクのデザインが散りばめられた。対照的な素材や家具が並ぶ店内に、ミケーレ特有のカラフルで装飾的な商品が映える。
店頭では17年クルーズコレクションの販売が開始。六本木店限定で、スネークレザーのハンドバッグ(22万円)やポーチ(13万5000円)も揃う。