ゴールドウイン財団 25年度助成は189件、総額1億6749万円

2025/06/09 17:00 更新NEW!


前列左から4人目が西田理事長

 公益財団法人ゴールドウイン西田東作スポーツ振興記念財団(西田明男理事長)は6月7日、都内で「助成金贈呈式」を開催し、25年度は189件の事業を助成すると発表した。総助成額は1億6749万円(前年度比31%増)。贈呈式には各助成事業を代表し、日本視覚障害者団体連合全日本グランドソフトボール連盟、日本ブラインドサッカー協会、日本パラ水泳連盟、千葉県山岳・スポーツクライミング協会、群馬県スキー連盟、総合型地域スポーツクラブうおづスポラ、富山県ソフトボール協会の関係者が出席した。

 ゴールドウインは17年5月、創業者の名を冠した同財団を設立。当初は「障害者スポーツ支援」と「富山県スポーツ振興」の二本柱で助成事業を始めたが、18年度からは「次世代育成」を追加し、3事業をバランス良く事業拡大している。贈呈式で西田理事長は「障害の有無にかかわらず、全ての人がスポーツに参加できるスポーツ共生社会の実現を目指し、今後も財団の活動を続ける」などとした。

「地域の子供たちのスポーツ活動の維持に尽力される競技団体やスポーツクラブを支援していく」と話す西田理事長


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