北海道・知床の自然を次世代へ──ゴールドウインとスノーピークは9月6、7日、知床の豊かな自然を体感できるアウトドアイベント「シレトコ・アドベンチャーフェスティバル2025」の開催で手を組む。知床国立公園60周年・世界遺産20周年記念事業の一環。無料企画を含め1000人以上の来場を見込む。
羅臼町と斜里町、スノーピーク、ゴールドウイン、環境省などで構成する実行委員会が主催する。21年にスノーピークは羅臼町、ゴールドウインは斜里町とそれぞれ包括連携協定を結んでおり、今イベントの開催につながった。
2回目となる今回は「次の世代へ、つなぐ」をテーマに、子供向けコンテンツを充実。斜里会場ではアウトドア映画の上映会やトレッキング、熊笹ワークショップ、羅臼会場では知床の特産品を使った夕朝食とキャンプ体験などを提供する。
6月6日にスノーピークの東京オフィス内で開いたメディア向けフォーラムには、森光ゴールドウイン取締役専務執行役員や山内浩彰斜里町長、湊屋稔羅臼町長らが参加。森取締役は「当社は国立公園の保護と利用促進に力を入れている。知床を楽しむ人が増えればビジネスにも世の中にも役立つ」と話した。