ゴールドウインは、日本障害者スキー連盟とのオフィシャルサプライヤー契約に基づき、18~19年シーズンにアルペンなどの日本代表選手が着用するウェアを「ゴールドウイン」ブランドで提供した。チェアスキー用のジャケット開発では、17年11月に富山に設けた研究開発施設「ゴールドウインテック・ラボ」を活用。座った状態の選手の体を3Dスキャンし、データをもとに設計した。
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サプライしたのは、連盟が管理・運営するアルペンスキー(身体・知的障害)、ノルディックスキー(同)、スノーボード(身体)の各チーム代表メンバーと役員・スタッフ着用分。17~18年シーズンに続き2度目の提供となる今回は、選手の意見をより反映し、パフォーマンスを発揮しやすくした。例えばアルペンのチェアスキー用ウェアは、座った際に生地がかさばらないよう前身頃の丈と襟の高さを最適化。副資材などの見直しなどで重量も6%軽くした。
全体のイメージカラーには、邪気を退け、正しい判断力を高め、最高の結果を得られるといわれる鉱石ラピスラズリの青を採用した。
