ゴールドウインが体臭測定会でMXPをアピール

2017/05/12 06:23 更新


センサー(クンクンボディ)で測ると、「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」別の数値をスマホの専用アプリで確認できる

 ゴールドウインは10日、消臭アンダーウェア「MXP」で、体臭の種類と強さを表示できるデバイスを活用した店頭フェア「ニオイ対策体験イベント」を始めた。

 コニカミノルタが開発中の「ニオイ見える化」チェッカー「クンクンボディ」を使って測定し、消臭対策としてMXPを勧める。購入者にはシービックの制汗デオドラント「男デオナチュレ」を先着で進呈する。

 ゴールドウイン直営の「ニュートラルワークス・トーキョー」で機器を常設するほか、「ザ・ノース・フェイス」など同社の約10の直営店でも2~3週間実施する。10~23日は阪急メンズ館と阪急メンズ東京の各肌着売り場で、17~30日には高島屋京都店紳士肌着売り場でも、同フェアを催す。

 MXPは、宇宙飛行士が着用する下着の技術を応用した消臭素材「マキシフレッシュ」を使った機能肌着。10年4月に発売し、17年3月までに累計130万枚を売った。

 当初は幅広い販路で販売してきたが、価格競争に陥ったため、13年にリニューアル。アートディレクター・平林奈緒美を起用し、おしゃれなパッケージやロゴデザインを採用したり、接客をきちんとできる直営店や有力百貨店に販路を限定するなどで、ブランドの価値向上に努めた。

 その結果、それまで1980~2900円だった平均価格が、4400円に上昇。一度落ち込んだ売り上げも、14年以降は前年比20~30%ペースで毎年伸びている。




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