ゴールドウインはオリジナルブランド「ゴールドウイン」に、新たに「モーターサイクル」カテゴリーを加え、8月24日から23年秋冬物を順次発売している。カテゴリーの一つとして合理的な機能性と洗練されたデザイン性を兼ね備えたモ-ターサイクルウェアを提案し、環境配慮素材を積極的に使うなど自然との共生を図りながらモーターサイクルのある豊かな未来の実現を目指す。
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モーターサイクルウェア事業は83年に「GWスポーツ」としてオフロードを中心に開始し、03年にブランド名を「ゴールドウインモーターサイクル」とし、ウェアだけでなくグローブやシートバッグなどライダーに欠かせないアイテムを販売してきた。23年5月には走行中のCO2(二酸化炭素)排出量がゼロのクリーンなプレミアム電動バイク「ケイク」の販売を開始し、中期経営計画の一つに掲げる脱炭素社会の実現を目指し、モーターサイクル全体のサステイナブル(持続可能な)な未来を見据えた事業に注力してきた。
共にブランド名にゴールドウインを掲げながらも、別々のブランドアイデンティティーで展開してきたゴールドウインモーターサイクルを、ゴールドウインブランド内のカテゴリーとして統一されたブランドアイデンティティーのもとで企画開発を強化することで、モーターサイクルウェア事業を新たなステージに進める。
これまでの企画開発力やノウハウを継承しなが、アウトドアブランドの視点から23年秋冬では9割のアイテムに環境配慮素材を採用し、バイク専門メーカーにはない素材開発やパターン設計の知見などを生かしたモ-ターサイクルウェアを提案する。