「ジバンシィ」 新ADにマシュー・ウィリアムズ

2020/06/16 11:25 更新


 【パリ=松井孝予通信員】LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループ傘下の「ジバンシィ」は、4月にアーティスティックディレクター(AD)を退任したクレア・ワイト・ケラーの後任として、米国人デザイナー、マシュー・ウィリアムズの就任を発表した。レディスとメンズの両方を指揮する。初コレクションは10月にパリで発表する。

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 ウィリアムズは16年、ニューヨークを拠点とする自身のレディスブランド「アリックス9SM」(1017ALYX9SM)でLVMHプライズのファイナリストにノミネートされた経歴を持つ。シドニー・トレダノLVMHファッショングループ会長兼CEO(最高経営責任者)は、「LVMHプライズ以来、彼が今日最も約束された才能のある一人に成長したことをうれしく思う」とコメントした。ウィリアムズは、「メゾンのスタッフとアトリエと共に、ジバンシィに現代性と包括性のある新しい時代を切り開いていくことに喜びを感じる」と抱負を述べた。



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