東急プラザ銀座19年3月期 客数、売り上げ前年超え

2019/04/23 06:28 更新


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 東急不動産SCマネジメントが東京・銀座5丁目で運営する東急プラザ銀座(地下2階~地上11階・屋上)は近隣の新商業施設開業などによる来街者増の効果に加え、積極的な販促やテナントと連携した顧客拡大策の成果で売り上げが順調だ。19年3月期は入館者数、売上高ともに「前年実績を上回った」(雨宮浩太郎執行役員東急プラザ銀座総支配人)。

 訪日外国人客の入館が「全館平均の伸び率を上回り」、免税品売上高が増加している。加えて、昨年3月末に近隣に大型複合施設、東京ミッドタウン日比谷が開業して以降、「日比谷方面から来るお客がオフィスワーカーを中心に増えている」という。特に、地下2階の飲食ゾーンに効果が出ている。比較的高単価な飲食店を揃える地上10~11階も幅広い客層をつかみ、「全体として好調」だ。

 衣料品・雑貨店は店によって売り上げにばらつきはあるが、「顧客化をしっかり進めた店は好調」という。16年3月の開業から3年が経過し、各店で中心顧客の特性に合わせた接客やサービスの精度が向上した。加えて、全業種を通じて、ポイントカードのデータを活用し、会員の年代や来館頻度、購買額などに応じた販促を強化し、成果を上げた。

 6階の大型共用ラウンジ「キリコラウンジ」でのイベントを積極化した効果も大きい。音楽ライブやアートイベントのほか、テナントによるワークショップを強化して「店への誘客につなげた」。前期は新たな試みとして、複数のフロアのエスカレーター前で、書道や盆栽、羊毛造形などのアーティストの作品と、連動したテナントの商品などを展示する企画を実施、「おおむね好評で、店の認知も向上した」という。

 今期もCRM(カスマターリレーションシップマネジメント)の精度を高めるため、ポイントカード会員をテナントと連携して拡大、物販と連動した集客企画も強化する。また、屋上の床の一部に人工芝を設置、「様々なイベントができるようにした」。

 MDも活性化する。3月に4階に新興企業の衣料品を中心に揃える「オルター・バイ・スペースエンジン」を導入したのに続き、23日に台湾カフェ「小陽春(シャオヤンチュン)」を入れる。

様々なアーティストとの協業企画も好評

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