阪急うめだ本店は3階に、韓国のIIコンバインドが手掛けるアイウェア「ジェントルモンスター」の日本1号店を開設した。個性的なファッションアイウェアとして、世界のセレブリティーなどに支持され、65カ国以上に店がある。
売り場面積は約70平方メートル。その中央に、人の顔型ロボット「ジャイアントヘッド」を配した。「他にないデザインのアイウェアとアートを融合した空間を売っている」(朝賀正孝IIコンバインドジャパンゼネラルマネージャー)のが特徴。ソウルのほか北京や上海、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ロンドンなどの「最低でも330平方メートル以上」の旗艦店を中心に、それぞれに自社製造の独創的なインスタレーションを配しているという。23年2月から「メゾンマルジェラ」との協業商品を販売している。これまでに「モンクレール」「フェンディ」との協業商品も販売してきた。阪急本店は同ブランドを支持する「超広域新客」の獲得を狙いに導入した。

2月にIIコンバインドジャパン社を設立し、5月中に同ブランドの公式オンラインサイトを立ち上げる予定。IIコンバインドのコスメブランド「タンバリン」やカフェの「ヌーデイク」の日本国内での出店も検討している。将来的にはこれらのブランドを集積した複合施設の展開も視野に入れている。