福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ制覇で、福岡市内の商業施設などで優勝記念セールが始まった。好天に恵まれた5日のセール初日は各店好調な集客となり、昨年同曜日対比で40~50%増の売り上げとなる店舗もあった。
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天神地区では岩田屋本店と福岡三越で、それぞれ5日の開店前に約1500人が行列、食品や婦人雑貨などを中心に用意した福袋が夕方には売り切れ続出となった。8日までの4日間のセールで前年比2ケタ増の売り上げを見込む。博多大丸では約1000人が行列し、昨年同曜日対比で入店客が80%増、売り上げは50%増となった。7日までの3日間で食品や服飾雑貨など約1万点の福袋を用意しており、5割増の売り上げを目指す。
福岡パルコでは、来店プレゼントとして用意したホークス限定タンブラー500個が開店直後になくなり、来店客数は38%増、売り上げは22%増となった。
博多地区の博多阪急では約500人が行列、入店客数は26%増、売り上げは40%増だった。地下食品ばかりでなく上層階にも買い回りが広がり、スポーツやリビング、紳士服でも高い伸びを見せた。セール3日間で20%増の売り上げを見込んでいる。
九州各地に展開するイオン九州も全店でセールを開催、20%オフの衣料品が活発に動くなどで5日の売り上げは53%増となり、1日の売上高として過去最高を記録した。