体育、知育、徳育を促す場を発信したい――エーティエクス・ライフスタイル・ジャパンは今冬から、仏パリ発のベビー・キッズシューズブランド「フライポニー」の日本での販売を始めた。7日には東京・表参道に旗艦店を開いた。同店は物販以外にも、ベビー・キッズ向けのワークショップを開催するスペースを設け、子供の好奇心や想像力をかきたてる店を目指す。
(関麻生衣)
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売り場面積は約52平方メートル。店を入ると、まずゆったりとした物販スペースが広がる。壁面は「ONE」「TWO」「THREE」と家形にくり抜き、その中に設置した棚に靴が並ぶ。この三つのカテゴリーは子供の歩行の発達段階、「立ち上がり、伝い歩きをする時期」「歩く時期」「走ったり飛び跳ねたりする時期」に合わせたもの。
奥に進むと、ワークショップのスペースがある。「子供が遊んで楽しめる店にしたい」との思いを込めている。オープン初日には、アイシングクッキーを作る体験型イベントや、フォトグラファーの佐々木慎一氏によるキッズフォトシューティングを企画した。
ブランドは18年にスタートした。コンセプトは「お子様のための魔法の世界」。アイコンであるパステルカラーのユニコーンは、子供の探求心を表す。パリにアトリエを構え、日本やオランダ、香港にもクリエティブチームを持つ。

