パリの子供靴「フライポニー」 履き心地を独自に研究

2019/12/13 06:25 更新


 パリ発「フライポニー」は、0~6歳の子供を対象にしたシューズブランド。三つの歩行の成長過程――「立ち上がり、伝い歩き」「歩く」「走ったり飛び跳ねたりする」に合わせた靴を、独自の研究開発に基づく設計で作る。靴底のゴムなど素材も、子供の足の成長に最適なものを厳選している。

 設計で大事にしているのはソールのカッティング。足を保護することに重きを置き、足との密着度や柔軟性に配慮しながら、発達ごとの足の特性に合わせて調整する。アッパーは反射機能や通気性を重視した素材、デザインとし、かかとは高さやクッション性を考慮した。

 子供に安心な品質も保証する。サプライチェーンマネジメントを構築し、製品や製造の管理を徹底。化学物質や金属など体に害のある物質も排除する。商品には検査証明書も付ける。

 機能性と品質だけでなく、子供の伸び伸びとした想像力を表現した豊かな色柄も持ち味。アイコンのユニコーンの羽根をかたどったモチーフを付けたスニーカー、秋冬向けにはアッパーに動物の顔を刺繍したブーツも出している。サイズは11.5~21センチ。8000~1万円。

ユニコーンの羽のモチーフがキャッチー


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