子供服メーカーのフィス(大阪市)は「フィス」20年春夏物で、Tシャツのバリエーションを充実した。これまではプリントTシャツが中心だったが、19年春夏物で凝ったデザインを増やし好調だったことから、引き続き強化する。
ストリート感のあるビッグシルエットや、生地をねじってギャザーを出したものなど、形に特徴を出したTシャツを増やした。ロゴの表現はブランド名のフィスだけに絞り、見え方が散漫にならないようにした。素材も肌触りの良さをより追求している。価格は1000円ほど上がり、8000~9000円台になるものもある。
主販路は百貨店で、価格よりも他にない物を求める客が多いことや、パリの展示会で受注が徐々に増えていることから、引き続きクオリティーの向上を進める。
