東京都がファッション産業振興を目的に若手デザイナーを支援するプログラム「ファッション・デザイナーズ・アクセラレーター・トーキョー」(FDAT)で、販路開拓を後押しするデザイナーを決定した。
FDATの前半では、ファッション業界で活躍するプロによるセミナーや尾州テキスタイル産地のフィールドワーク、個別相談会などを実施してきた。これらの参加者で販路開拓の支援を求めるデザイナーの中から、安藤弥生(クリエイト・クレイル)、石田萌(ホウガ)、岩井太郎(フーフ)、加藤弘大(リヒト・ベシュトレーベン)、渡邉瑠璃(ルリ・ダブリュ)の5人を選んだ。
5人には23~24年秋冬展示会のための奨励金として上限50万円を支給するほか、来年3月にはパルコ渋谷店での期間限定店に参加できる。集客のためのインスタグラム活用特別セミナーなども聴講できる。