《FB用語解説》産業雇用安定助成金 在籍型出向での雇用維持を支援

2022/11/02 06:22 更新


 新型コロナウイルス感染の影響で事業活動の一時的な縮小を強いられた事業主が、在籍型出向により労働者の雇用を維持する場合に、出向元、出向先の双方の事業主に対して、出向に要した賃金や経費の一部を助成するもので、21年2月に厚生労働省が創設した。1日1人当たり上限額1万2000円(出向元、出向先の合計)を、出向元が解雇などを実施していない場合は中小企業で10分の9、中小企業以外は4分の3を出向運営経費として助成する。10月1日から助成金制度を拡充しており、支給対象期間をこれまでの1年間から2年間に延長した。



この記事に関連する記事