《FB用語解説》事業証券化 将来の収益を裏付けに資金調達

2021/06/04 06:22 更新


 事業証券化とは、事業そのものが生み出す将来のキャッシュフローを裏付けとして債券を発行して投資家に売却し、資金調達を行う手法。債券や不動産といった一般的な担保資産と異なり、事業そのものの評価が必要であり、投資案件ごとの個別性が高い。06年にソフトバンクモバイルが携帯電話事業から発生する将来キャッシュフローを裏付けとして証券を発行し1兆4500億円を調達した事例がある。最近ではスパイバーが構造たんぱく質素材の米国での量産を目的に250億円を事業証券化で調達した。



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