ウールを使ったTシャツなどのインナーウェアが広がっている。「洗濯しても縮まない」「風合いが変わらない」など耐洗濯性が求められるインナーウェアで、毛羽ができやすいウールは敬遠されてきた。しかし、ウールの防縮性や風合い保持の技術が進化し、細番手メリノウールでも耐洗濯性を高めた素材が増えている。スポーツやアウトドアなどでウールのTシャツは一般化している。課題は白色で、インナーウェアの定番色である白をいかに実現するかが今後の普及拡大のカギになっている。
《FB用語解説》ウールのインナーウェア 技術進歩しTシャツなどに
2021/03/01 06:23 更新