《FB用語解説》モールスキン 欧州ワークの代表的な生地

2020/11/11 06:22 更新


 モールスキンは肉厚のコットン生地。モグラの皮という意味があり、柔らかく光沢もある。1900年代以降の欧州のワークジャケットに使われた生地の一つ。サテン織りで緯糸の打ち込みが強いため丈夫で体を守り、動きやすい生地としてメンズカジュアルではワークやミリタリーで採用されることが多い。特に1940~50年代のフレンチワークでカバーオールの代表的な生地として欠かせない存在だった。現在も欧州ビンテージとして古着屋でも人気だ。今年の秋冬もモールスキンのカバーオールを提案するメンズブランドが目立つ。



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