《FB用語解説》二浴染め 異なる繊維を染める

2020/06/23 06:22 更新


 綿・ポリエステル混や綿・ナイロン混など、異なる繊維を用いた混紡品や交織品などで、片方の繊維を染めた後にもう一度染色して、もう片方の繊維を染める手法。時間やエネルギーコストはかかるが、繊維によって使われる染料の種類や温度など染色条件が異なり、一度の染色では片方の繊維しか染まらない場合があるため、均一に染めたい場合などに用いられる。また、2回の染色であえて濃淡をつけるなど少し異なる色合いに染め分けることで、生地に深みを出すこともある。



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