《FB用語解説》検品 品質や数量を検査する作業

2020/06/02 06:23 更新


 商品の出荷や入荷の際に行い、発注者の規格に沿った品質や数量を満たしているかを検査する作業。生地の汚れを含む外観や縫製不良、付属品の状態などのチェックのほか、折れたミシン針の混入を防ぐのも大事な役割。衣料品の海外生産の拡大に伴い、問題の発生を〝水際〟で止めるために工場のある生産地に近い場所で行われることが増えた。人間の目に頼る作業が多く、人件費を抑えるためにも海外で行われ、ノウハウを持つ専業の第三者検品業者に委ねられる。店別の仕分けやタグ付けなど流通加工まで手掛けることが多い。



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