ジャケットに見られる軽やかな仕立てのことで、アンコンストラクテッドを略した言葉。芯地や裏地、肩パッドなどを省いて体によくなじむ一枚仕立てのこと。シャツ感覚で羽織るジャケットも、アンコン仕立ての一つといえる。元々、伝統的なテーラードジャケットはフル毛芯や肩パッドを入れて鎧(よろい)のようにかっちりとした構築的な作りだった。それが時代の流れや職場環境の変化、温暖化などを背景に、軽やかな一枚仕立てのジャケットを求める傾向が強まっている。素材の使い方などで、一枚仕立てでも構築的に見える作り方も研究されており、19年春夏メンズで注目されている。
《FB用語解説》アンコン仕立て 軽やかな一枚仕立て
2018/08/28 06:22 更新