《FB用語解説》織物 経糸と緯糸を交差して作る

2018/05/18 05:28 更新


 経(たて)糸と緯(よこ)糸を交差して作る生地。人類が古くから活用し、紀元前4200年ごろの物も見つかっている。交差の仕方(織物組織)によって多くの種類の織物ができるが、基本となる平織り、斜文織り(綾織り)、朱子織りを三原組織という。

 平織りは経糸・緯糸が交互に1本ずつ交差した組織で、タフタ、ブロードなどがある。斜文織りはツイルとも言い、経糸が規則的に配列されるため斜めに畝が見える。デニム、ヘリンボーンなどが代表的。朱子織りはサテンのことで、経糸もしくは緯糸のどちらかが表面に多く浮き出た組織。




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