紡績工場や縫製工場で廃棄されていた綿の裁断くずや落ちわたを集め、破砕して作った糸。既に色が付いている綿のくずをリサイクルするため、再度染色する工程が不要で、CO2の排出量や水の使用量を減らせ、環境にやさしいのが特徴。凹凸感や独特の風合い、色合いを生かした製品にでき、欧米のSPA(製造小売業)を中心に採用が増えている。綿100%だけでなく、ポリエステルなど他の素材と組み合わせても使われ、バリエーションがある。回収や仕分けなどの手間が必要なため、コスト高になることが多い。
《FB用語解説》リサイクルコットン 廃棄処分の綿を再利用
2018/01/24 04:00 更新