《FB用語解説》上代・下代・掛け率 小売価格・卸価格・メーカーの取り分

2017/06/19 04:00 更新


 上代は商品の標準小売価格、下代は小売店が商品を仕入れるときの取引価格を意味する。上代の同義語は定価、メーカー希望小売価格、プロパー価格、下代の類義語は卸価格、仕切り価格。掛け率は上代に対する下代の比率で、商品を小売価格の何%で仕入れることができるかを示し、小売店にとっては仕入れ原価率となる。一般的にアパレルの掛け率は50~60%とされている。衣料品の売り上げが減少するなか、掛け率を下げて粗利益を確保しようとする小売店が多く、掛け率はダウン傾向にある。



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