《FB用語解説》オパール加工 透かし模様で軽やかに

2017/05/29 04:00 更新


 織物に透ける部分と透けない部分を作る加工。日本独特の呼称で、バーンアウトと同意。セルロースが酸によって炭化し抜け落ちる性質を利用する。酸に強いポリエステルやナイロン、シルクなどと、酸に弱い綿やレーヨンなどを複合した生地に、酸性の糊(のり)などで模様をプリント。その部分を除去処理することで酸に反応しない部分が浮き出てくる。レースのような見た目だけでなく、実際に炭化した生地分軽くなっており、春夏物にぴったり。海外の素材展でも「日本の生地以外ではあまり見ない」と人気がある。



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